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名門ロスチャイルド家が造る格安ボルドー。
テイスティング。
非常に濃い色調。
黒い果実の香りに支配されています。
その中には埃っぽいとまではいかないまでもインクのニュアンスは感じ取れます。
タンニンはありますが、滑らかです。
十分合格ボルドーでしょう!
ここでロスチャイルド家についてちょこっと…
ボルドーの赤ワイン生産者として、最高の格付けを得ている「5大シャトー」と呼ばれるブドウ園のうち2つが、ロスチャイルド家の所有となっているんです。
ご存知、ムートンとラフィットです!
そのうちシャトー・ムートン・ロートシルトは、ネイサン・ロスチャイルドの3男ナサニエルが1853年に購入したもの。
シャトー・ラフィット・ロートシルトはマイヤー・ロスチャイルドの5男ジェームスが1868年に購入したものです。
そこで1855年の格付けです!
当時ラフィットが1級、ムートンは2級に格付けされました。
だが、ナサニエルの曾孫のフィリップの努力、また彼の並々ならぬ野心からこんな名言がうまれました。
『一級にはなれないが、二級の名には甘んじられぬ、余はムートンなり』
そして1973年、異例の格付け見直しによりムートンも1級の地位を獲得しました。
その時の有名な言葉が『余は一級であり、かつては二級であったムートンは不変なり』という名言を残し1855年のメドックのワインの格付けを変えさせた唯一の男になったんです。
今はその娘フィリピンヌがこのワイン造りの指揮をしています。
現在、カリフォルニアの「オーパス・ワン」、チリの「アルマヴィーヴァ」などのワインを手がけ、高い評価を得ているんです。
余談ですが、名言といえばあのハートのマークでお馴染みのカロンセギュール(∪o∪)。。。
18世紀、シャトー・ラフィットやラトゥールを所有していたセギュール伯爵が『われラフィットやラトゥールをつくりしが、わが心カロンにあり』と愛したワインだそうです。
何だか話がまとまらなくなりましたが、こっれだけの情熱を持って造り出されたワインが美味しくないはずがありません!
ちなみにロスチャイルド家の5本の矢。
これには意味があって、
フランクフルトのマイヤー・アムシェル・ロスチャイルド
ウィーンのサロモン・マイヤー・ロスチャイルド
ロンドンのネイサン・マイヤー・ロスチャイルド
ナポリのカルマン・マイヤー・ロスチャイルド
パリのジェ−ムズ・マイヤー・ロスチャイルド(ドメーヌ・バロン・ド・ロスチャイルドのエリック・ド・ロスチャイルド男爵、バロン・エドモン・ド・ロスチャイルドのベンジャミン・ド・ロスチャイルド男爵の家系)
を意味しているんです。
何のこっちゃですよね??(゜Q。)??
要するに5本の矢はまさにロスチャイルド家なんです!
ボルドー バロンフィリップ2008





